アルプスの麓、レザルクで過ごした音楽の夏
こんにちは!さいかち桜音楽教室の番場です。
今回は15年ほど前のフランス留学中に参加した、アルプスの麓・レザルクでの夏期講習(スタージュ)についてお話しします。
会場までは、パリからTGV(フランスの高速鉄道)で約5時間。そこからケーブルカーに乗り換えて向かいました。
アルプスの雄大な景色を眺めながら向かったことを、今でもよく覚えています。
私はここで、ラジオ・フランス・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者のマガリ・モニエ氏(Magali Mosnier)のクラスを受講しました。
スタージュの魅力は、何と言っても毎日続けてレッスンを受けられることです。
また、他の受講生のレッスンを自由に聴講できるのも大きな魅力でした。
マガリ先生が曲の背景や作曲者の思いについて丁寧にお話しされていたことが、とても印象に残っています。特に、イベール《フルート協奏曲》第2楽章についてのお話は、今でも忘れられません。
受講生同士で即席の室内楽グループを組み、一緒に演奏したことも良い思い出です。
夏の講習会とはいえ、レザルクは標高が高いため朝晩は肌寒く、私は半袖しか持って行かなかったので、とても後悔しました。
現在は朝食・夕食付きのプランがあるようですが、私が参加した当時は食事も自分たちで用意していました。
宿泊施設では音を出すことができず、少し離れたホテルまで移動して練習していました。現在は変更されているかもしれませんが、当時は少し不便に感じたことも覚えています。
息抜きには、日本から持って行ったDSで遊んでいたこともありました(笑)
最終日には、マガリ先生がフルート受講生みんなにガレットをご馳走してくだり楽しい時間を過ごすことができました。
そして、この講習会での出会いをきっかけに、マガリ先生にはその後もパリでプライベートレッスンをしていただくことになりました。
家が近かったこともあり、お子さんたちのシッターを頼まれることもあり、音楽だけでなく人との温かいご縁にも恵まれた留学生活でした。
写真は、先生からいただいたサイン入りCDです。
今でも大切な宝物として手元に置いています。
レザルクで過ごしたあの夏は、音楽と素敵な出会いにあふれた忘れられない思い出です。



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